「タージマハールウルトラリアルソフト」は、繊度が細く繊細な超長綿 DCH-32 を極甘撚りに仕上げた糸です。

高級綿スビンのようなしなやかな風合いで、真っ白に輝くタージマハールのような光沢感を持ちます。
インドで育ち手間かけたオーガニック手摘み綿のやさしさが感じられます。


History


インド半島の南側、タミールナドゥ州コインバトール。ここでは繊細な超長綿「DCH-32」が栽培されています。

インドの栽培は 1000 年以上も続く伝統的な手法で、牛を神聖なものとして大切に扱うインドでは、牛糞も土づくりのための肥料になります。
害虫を駆除するための防虫剤も数種類の薬草を使った手作りのものを使用します。

また、収穫方法も十分に成熟したものをひとつひとつ厳選しながら手摘みで収穫するため、綿は繊維に傷をつけることがなく、紡いだ時に品質の良い糸になります。


オーガニックコットンとは、3年間農薬や化学肥料を使用せず栽培された農地にて、栽培に使われる農薬・肥料の厳格な基準を守って育てられた綿花のことです。

オーガニックコットンは、紡績、織り、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て最終製品となりますが、
化学薬品の使用による健康や環境的負荷を最小限に抑え、労働の安全や児童労働など社会的規範を守って製造したものが、オーガニックコットン製品と呼ばれています。

それら規範を遵守するという点において、オーガニックコットンは人にも地球にも優しい繊維になります。

Global Organic Textile Standard(GOTS)

GOTSとは、テキスタイル(繊維製品)を加工するためのオーガニック基準。

糸、生地、衣類など広い意味での繊維製品が対象。

ウールやコットン、絹などの原料繊維がオーガニックであることだけではなく、 繊維の収穫〜加工〜製造〜流通の全ての過程において環境的・社会的に配慮した方法が実行され、一般製品との混合や汚染がないように管理されていることの目印。


・原料の70%以上がオーガニック繊維である
・加工がオーガニックな方法で行われている
・遺伝子組換え技術を使用しない
・水/エネルギーの使用に関し目標を設定している
・毒性のある薬剤を使用しない
・衛生的で安全な労働環境である
・搾取や差別のない労働条件を満たしている
・トレーサビリティーが確保されている


などの要求事項があり、第三者による審査・認証を受けることが求められる。